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仕事から逃げたいのは甘え?逃げたいときの対処法や注意点について徹底解説!

仕事から逃げたいのは甘え?逃げたいときの対処法や注意点について徹底解説!

2024/1/10 更新

  1. ■目次
    ●「仕事から逃げたい」のは甘えではない!
    ・逃げたいのは自分の限界を知らせるサインかも
    ・会社はあなたの人生まで保証してくれない
    ・つらいときは退職・転職を前向きに考える
    ●仕事から逃げたくなる4大要因
    1.職場の人間関係がよくない
    2.仕事量が多すぎてヘトヘト
    3.責任が重くプレッシャーにつぶされる
    4.大きな失敗やミスが続いてしまった
    ●仕事から逃げるべきかどうかの判断基準
    ・体調に異変がある
    ・ハラスメントを受けている
    ブラック企業の可能性がある
    ・今の仕事にやりがいを感じる、成長を見込める
    ・仕事を辞めたい明確な理由がない
    ●仕事から逃げる前にできる対処法
    ・周囲の人に相談する
    ・有給休暇をとる
    ・休職する
    ・部署異動を申し出る
    ・転職活動をする
    ●まとめ

「仕事から逃げたい」のは甘えではない!

逃げたいのは自分の限界を知らせるサインかも

逃げたいのは自分の限界を知らせるサインかも

みなさんは日々働くなかで、「仕事から逃げたい」「すべて投げ出したい」と思ったことはありますか?

つらい気持ちの表れ方は人それぞれですが、無意識に出てくる「逃げたい・投げ出したい」という感情は、自分の限界を知らせるサインなのかもしれません。もしかすると、心身のストレスや慢性的な疲労が、気づかぬうちに蓄積してしまっている可能性があります。

よって、仕事がつらすぎて「逃げ出したい」と思うのは、自分自身を守る自己防衛反応であり、決して甘えではないということです。もちろん、すべてのケースに当てはまるわけではありませんが、心や体が発する警告には逆らわないほうがよい場合もあるのです。

会社はあなたの人生まで保証してくれない

会社はあなたの人生まで保証してくれない

いくら仕事がつらくても「辞めると会社に迷惑をかけてしまう」「他の従業員も頑張っているのだから、自分も我慢するのは当然」と思う人もいるでしょう。しかし、個々の適性や力量、ストレスの感じ方によって、仕事に対する限界は一人ひとり異なります。つらい状態で仕事を続ければ、心身が壊れて働けなくなってしまうリスクも高くなりますし、そうなった時に会社が全責任を負ってくれるとは限りません。

たとえば、あなたがうつ病になって働けなくなった場合、ケースによっては会社が一時的に補助してくれるかもしれませんが、一生支え続けてくれる可能性は極めて低いでしょう。会社はあなた自身の人生まで保証してくれるわけではないのです。よって、限界が来る前に自分自身の判断で「逃げる」ことが賢明な場合もあるのです。

つらいときは退職・転職を前向きに考える

会社はあなたの人生まで保証してくれない

仕事から逃げたいという気持ちは、多くの場合、仕事を取り巻く環境や職場が自分に合っていないことが原因で生じます。こうした状況を言い換えれば、「自分に合った職場や、自身の能力を発揮できる仕事が他にある」とポジティブに捉えることもできるのです。

一般的に見ると、仕事から逃げたいと考えるのは、ネガティブなイメージがあるかもしれません。しかし、リスクを回避して「逃げる」ことは、現状を改善して心身への負担を軽減するための前向きなアクションでもあるのです。自分自身の甘えやネガティブな感情と捉えず、プラス思考で退職・転職を検討することも大切です。

仕事から逃げたくなる4大要因

仕事から逃げたい気持ちが甘えではないとしても、先行きを考えずにすべてを投げ出すのは賢明とはいえません。まずは、逃げたい理由や状況を分析し、逃げるかどうかを慎重に判断することが重要です。
もちろん、仕事から逃げたくなる理由は千差万別ですが、多くの場合、強いストレスや不安が原因になっていると考えられます。以下、逃げたくなる理由としてよくある4つのケースを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.職場の人間関係がよくない

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職場の人間関係のストレスが原因で、仕事を辞める人は少なくありません。たとえ仕事がきつくて大変でも、職場の仲間のサポートがあれば乗り越えやすくなりますが、職場の人間関係がギクシャクしていると、好きな仕事でさえも憂鬱になってしまうでしょう。

たとえば、職場に派閥があったり、苦手な上司や同僚がいたりすると、スムーズにコミュニケーションを取るのが難しくなり、場合によっては業務に支障をきたしてしまうこともあります。また、職場の人とうまく付き合えず孤立している、パワハラ・セクハラ・モラハラなどのハラスメントを受けているなど、自分にとって居心地の悪い環境で働いていると、精神的に追い詰められてしまうケースも多々あります。

2.仕事量が多すぎてヘトヘト

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どれほど集中して仕事の効率を上げたとしても、自分のキャパシティを超える大量の仕事を一度にこなすのは不可能です。繁忙期などで一時的に仕事量が増えるのは、適度な刺激になるかもしれませんが、慢性的に仕事に追われて残業や休日出勤が延々と続くと、プライベートで休養・リフレッシュすることも難しくなります。その結果、精神的にも身体的にも疲弊してしまったら、仕事から逃げたいという気持ちが生まれるのも無理はありません。

3.責任が重くプレッシャーにつぶされる

責任が重くプレッシャーにつぶされる

仕事の責任が重くなると、プレッシャーを感じて逃げたくなることもあります。責任の重い仕事は、本人の成長につながるチャンスと捉えることもできますが、人によっては「失敗したらどうしよう」「期待に応えられないかも」と不安になり、精神的な重圧に耐えられなくなることもあるようです。

4.大きな失敗やミスが続いてしまった

責任が重くプレッシャーにつぶされる

仕事で大きなミスをしてしまうと、失敗に向き合うのが怖くなって逃げ出したくなることもあるでしょう。とくに、会社に多大な損失が生じるような失敗や、周囲の人を巻き込むようなミスをしてしまった場合、自分を責めて自信を失ってしまう人が多いようです。また、自信がなくなるとミスを恐れて萎縮してしまい、さらにミスを重ねて追い込まれる……という悪循環に陥るケースも少なくありません。

仕事から逃げるべきかどうかの判断基準

仕事から逃げたいと思ったとき、すぐに逃げるべきか、もう少し今の仕事で頑張るべきか、その判断に迷うこともあるでしょう。なかなか決心がつかない場合、以下の基準を参考にしてみてください!

体調に異変がある

体調に異変がある

仕事がつらいことで精神面・身体面に不調が見られる場合、そのまま働き続けて放置すると健康を損なう恐れがあるため、早めに退職・転職を考えた方がいいでしょう。とくに、以下のような症状が続くようであれば、心身が限界に達している可能性が高いと考えられますので、仕事より自分の健康を優先させましょう。

  1. ●眠りが浅い、寝付けない、夜中に何度も目覚める、いくつも夢を見る
    ●つねに倦怠感がある、休んでも疲れが取れない
    ●吐き気、下痢、めまい、頭痛、生理不順などの不調が続いている
    ●食欲がない、または食べ過ぎてしまう
    ●些細なことでイライラする、理由もなく泣いてしまう、何をする気力もない

ハラスメントを受けている

 ハラスメントを受けている

パワハラ・セクハラ・モラハラなどが理由で仕事から逃げたいと感じている人は、まず上司や人事担当者に相談しましょう。それでも解決できない場合は、法的に訴えることも可能ですが、金銭的・時間的に大きな負担が生じるため最善策とはいえません。あまりにもつらい場合は無理をせず、個人的な理由として退職するのが賢明かもしれません。

ブラック企業の可能性がある

ブラック企業の可能性がある

勤務先がブラック企業の可能性がある場合、すぐに逃げた方がいいでしょう。ブラック企業の労働問題を個人で解決するのは難しく、真面目な人ほどつらい思いをしてしまうからです。ブラック企業の明確な定義はありませんが、その特徴としては以下のような点が挙げられます。ひとつでも当てはまるのであれば、迷わずに退職することをおすすめします。

  1. ●日常的に長時間労働を強要される(月80時間以上の残業が続いている)
    ●休日出勤や残業の手当がまったく出ない
    ●休日が少ない(年間休日が80日以下)、有給休暇を取らせてもらえない
    ●従業員の離職率が高い(30~40%以上)、人員の入れ替わりが激しい

今の仕事にやりがいを感じる、成長を見込める

今の仕事にやりがいを感じる、成長を見込める

現在の仕事にやりがいを感じているのであれば、一度踏みとどまって冷静に考えてみましょう。つらいと感じる今の状況を乗り越えたときに、仕事を通して自分の成長を見込めるのであれば、それを乗り越えることで大きな満足感・達成感を得ることもできるでしょう。無理は禁物ですが、仕事を達成したときのやりがいや、将来的に自分が成長できるチャンスがあると感じるなら、すぐに退職を検討する必要はないでしょう。

仕事を辞めたい明確な理由がない

今の仕事にやりがいを感じる、成長を見込める

仕事から逃げたいという気持ちはあっても、仕事を辞めたい明確な理由が見当たらない場合、すぐに退職するのは得策ではないかもしれません。周囲の声や一時的な感情に流された勢いで仕事を辞めてしまうと、「早まったかも、もう少し考えるべきだった」と後悔する可能性があるからです。自分の中で仕事から逃げたい理由がはっきりしないときは、まず今の職場で改善できることや、もう少し頑張れることはないか、冷静になって考えてみてください。

仕事から逃げる前にできる対処法

仕事から逃げたいと思ったとき、ケースによっては、今の仕事や会社を辞めずに問題を解決できる可能性もあります。まずは、以下の対処法で状況の改善を試み、しばらく様子を見るのも一案です。

周囲の人に相談する

周囲の人に相談する

仕事から逃げたいと感じたら、まずは上司や同僚、家族や知人など、信頼できる周囲の人に相談してみてください。上司に相談する場合は、現状の問題点や自分の希望をできるだけ具体的に伝え、可能であれば改善策を立てて提案してみましょう。同僚や家族、友人への相談は、直接的な問題解決につながらないかもしれませんが、悩みや不満を聞いてもらうだけで、気持ちが楽になることもあります。

有給休暇をとる

有給休暇をとる

仕事から逃げたいときは、有休を取って仕事と距離を置くのも有効な手段となります。心身ともに疲れていると判断力が低下し、退職の決断を急いでしまうこともあるため、まずは自分の心と体を癒す時間を確保しましょう。少しの間、休みを取ってリフレッシュすることで、メンタルや体調のコンディションが整い、仕事に取り組む意欲が取り戻せる可能性もあります。

休職する

休職する

体調不良などで長期的な休みを取りたい場合は、休職することも検討してみましょう。ただし、休職に関する規定は会社ごとに異なり、職場や雇用形態によっては休職制度が利用できないこともあります。休職を希望する場合は上司や人事・総務に相談して、規定の内容や申請方法について確認してください。また、疾病による休職には医師の診断書が必要となりますので、早めに受診することをおすすめします。

部署異動を申し出る

休職する

人間関係や仕事内容に問題がある場合、部署異動を申し出るのも有効な手段のひとつです。部署を異動することで、周囲で働く人や仕事内容が変わるため、人間関係をリセットして新たな気持ちで仕事に取り組むことができるでしょう。もちろん、自分で勝手に部署を変えることはできないため、異動したい理由や希望を明確にしてから、直属の上司に相談してください。

転職活動をする

休職する

さまざまな対処法を試して十分検討したものの、状況の改善や好転が見られず、やはり仕事から逃げたいと思うのであれば、思い切って転職するのも選択肢のひとつです。可能であれば、会社を辞める前に転職活動を始め、次の仕事を決めておくと経済的にも安心できるでしょう。ただし、会社を辞める際には、少なくとも退職希望日の1ヵ月前までにその旨を伝え、後任者への引き継ぎなども責任をもって行うことがマナーとなります。

まとめ

今回は、仕事から逃げたくなったときの対処法や注意点について解説しました。
ご紹介したように、仕事から逃げたいという気持ちは決して甘えではなく、自分自身へのサインでもあるということを理解いただけたのではないでしょうか。

逃げたい理由や状況によってさまざまな選択肢がありますが、いずれにしても自分の心と体を守れるのは自分自身です。ぜひ本記事のアドバイスを参考に、みなさん一人ひとりが自分のために判断し、最善の選択をしていただければ幸いです。

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