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資格なしで稼げる仕事は?経験不要からできるオススメ7選!

資格なしで稼げる仕事は?経験不要からできるオススメ7選!

2023/9/11 更新

  1. ■目次
    ●メーカーや工場での仕事
    ●ITエンジニアの仕事
    ●事務スタッフの仕事
    ●介護スタッフの仕事
    ●営業スタッフの仕事
    ●コンビニ、チェーン店の仕事
    ●飲食・サービス業の仕事
    ●まとめ

メーカーや工場での仕事

家電、車、衣類、家具、IT機器など、世の中で販売されている製品のほとんどにメーカーがかかわっていますが、少子高齢化による労働力人口の減少によって、メーカーやものづくりの最前線である工場では人手不足が状態化し、常に働き手を求めています。

経済産業省・厚生労働省・文部科学省が共同で毎年発行している「ものづくり白書(2022年版)」によると、メーカーの就業者は約20年で157万人減少していて、他業種と比較して人手不足は顕著に進んでいる傾向にある、と報告されています。そのため資格、職歴を問わないメーカーや工場も増加傾向にあり、働き手にとっては比較的容易に仕事をみつけやすい環境になっています。

実際に採用広告を見ると、自動車や食品関連など多ジャンルのメーカーや工場では、無資格・未経験を歓迎する軽作業業務の人材募集が多数ヒットします。いずれの場合も「資格必要なし」「未経験者や「フリーターOK」「学歴不問」「研修あり」「食事補助」「土日休み」「寮完備」「シンプル作業」「社保完備」etc.……と好条件を掲げた募集も多いので、条件を取捨選択しながら自分に最も適した企業や職場を探してみましょう。

ITエンジニアの仕事

デジタル化が広く普及した今日、IT業界やWeb業界では慢性的な人手不足の状態にあり、自社で求める専門性や実践的スキルを効率よく習得できる教育体制を整え、未経験者を積極的に採用する企業が増えています。そうした背景から、資格や技術がなくても始められる仕事のひとつに、システムエンジニアやプログラマなどのITエンジニアがあげられます。

もちろん、SEやプログラマになるにはプログラミング言語を習得しておいて損はありませんが、プロダクト(製品)や企業、ジャンルによって専門性、技術、言語が異なることも多いため、実務経験を積みながら業務に直結した専門性を養っていくキャリアアップ法も、最近は珍しいケースではなくなっています。

実際に、未経験者からスタートした人が30代後半で一流企業の管理職並みの高収入を得ているケースもあるなど、実力次第で高いステージにのぼることも可能なIT業界だからこそ、「自分には資格や専門的な技術がないし、IT業界はハードルが高い」という誤った思い込みによって、自らの可能性を閉ざさないことが肝心です。

ITエンジニアの仕事

事務スタッフの仕事

基本的なパソコン操作ができれは、資格や職歴に関係なく始められるのが事務スタッフの仕事です。最近は、社会保険の固定費負担軽減を目的に、事務スタッフを非正規雇用の派遣社員でまかなう企業も増えていることから、事務、受付、電話対応、データ入力、資料作成などのオフィスワークであっても、時給は比較的高い傾向にあります。

また、一般企業はもちろん、マスコミ、IT・Web業界、不動産、教育機関などの多様な業界でオフィスワークは需要が高いため、憧れの企業や大手企業で働ける点も大きな魅力でしょう。さらに「高時給」「未経験者OK」「残業なし」「土日休み」「1日6時間勤務」などの魅力ある条件を掲げている企業も増えていますので、資格がない人もいろいろ比較検討しながら、自分の希望にかなう“働き口”や“働き方”をみつけられる点が事務スタッフの最大の魅力といえるでしょう。

介護スタッフの仕事

介護スタッフの仕事

超高齢化社会の日本で今後ニーズが急拡大するのが介護職です。介護の仕事をするには「資格が必要」と勘違いしている人も多いのですが、介護施設スタッフであれば資格は必要ありませんし、介護業界の業務は多岐にわたるため、無資格・未経験の人にも広く門戸が開かれています。

最近は介護の現場で働きながら、自分の進みたい方向に即した資格を取得する人も増えています。そうした人々の場合、養成機関の短期コースを受講して資格取得の勉強をする人や、実務経験を積みながら通信講座を受ける人などもいます。方法は人によってさまざまですが、資格取得によって「資格手当によって手取りがUP」「キャリアアップ」「就職・転職に有利」「活躍フィールドが広がる」といったメリットを得ることができます。

まずは初心者+資格なしでスタートし、ケアマネージャーの上位資格である主任ケアマネージャーをめざすなど、自分が思い描くキャリアパスにそって着実に実務を積める点も、介護職の魅力といえるでしょう。

営業スタッフの仕事

営業スタッフの仕事

営業の仕事というと、多くの人が「大変」「専門知識が必要」「長時間労働」といったイメージをもっているようですが、最近は「営業職」も大きく様変わりしています。外出することなく電話やメールを通して営業をする“インサイドセールス”も「営業職」ですし、すでに契約を交わしたことがある顧客をまわって自社サービスのフォローと新商品の紹介を行う“ルートセールス”等のほか、TVCMでよく目にするピアノ、バイク、着物、アクセサリーなどの買い取りサービスも「営業職」のひとつです。

IT・Web業界、保険、リフォーム、メーカー、代理店、商社など営業職の活躍フィールドは多種多様ですが、いずれの「営業職」も資格や職歴を問わないことが一般的です。いずれにせよ、採用後は自社商品のディテールをしっかり把握することはもちろん、顧客との円滑なコミュニケーション力や、自社製品やサービスの信頼を損なわない礼節をもった対応が求められます。

コンビニ・チェーン店の仕事

みなさんがよく行くコンビニにも外国人、シニア層、主婦層のアルバイトは増えていませんか? 実は、数ある業界のなかで人手不足問題が深刻化しているのがコンビニであり、経済産業省が実施した「コンビニ調査 2018年」によると、「従業員が十分に足りている」と答えた店舗は全体のわずか6%で、61%が「従業員不足」と回答しています。

コンビニでは人員確保の採用活動は各店舗で行いますが、最近は募集をかけても従業員が集まらない状態が続いていて、シフトのアキを在籍している従業員同士で残業しあったり、オーナー(経営者)みずからが長時間労働を担うなど、さまざまな工夫をこらして人手不足を乗りきっています。

コンビニでは資格、年齢、職歴を問わないことが多く、採用される確率は非常に高いといえますし、お金を稼ぎたい人であれば時給が高い深夜や早朝に働くと、まとまった金額の月給を手にすることができるでしょう。深夜・早朝のシフトが多くなると昼夜逆転の生活になるため、最初は体がきつく感じるかもしれませんが、オーナーや他従業員から頼りにされる存在になれば、大きなやりがいを感じながら仕事に臨むことができるでしょう。

飲食・サービス業の仕事

飲食・サービス業の仕事

コロナ禍の収束により、観光地は外国人や国内旅行者で大混雑している様子が報道されていますが、客足が復活した飲食店業界では売り上げが回復傾向にあります。その一方で、頭を悩ませているのが従業員の確保です。帝国データバンクの「人手不足に対する企業の動向調査」を見ると、2022年10月時点で人手不足を感じている業態は飲食店が最も多く、その割合は76.3%にのぼっています。

ご存じのとおり、コロナ禍の営業規制や休業によってアルバイトを解雇せざるを得なかったなどの対応を強いられた飲食業界では、現在、時給を高く設定して募集をかけても人が集まらない状態にあり、職歴、資格、年齢を問わず、高待遇で従業員を募集する店舗も増えています。これは逆に、働き手にとっては時給、仕事内容、待遇などを比較しながら、よりよい条件の店舗で働けることを意味しています。

また最近は、「仕込みのみ」「開店前の店内整理・清掃のみ」など仕事の一部分を切り出して行う“業務の切り出し”によって人材を募集する企業も増えています。そのほかにも、「1日2時間からOK!」「土曜、日曜どちらか1日でもOK!」といった隙間勤務を実施する店舗も増えていますので、短時間のアルバイトや他の仕事とのかけもちを狙う人は、こうした勤務形態にも目を向けてみるとよいでしょう。

まとめ

——医師、看護師、弁護士、薬剤師、建築士、整備士などは資格がないと就けない仕事や職種がある一方、資格がなくても活躍できる職種はたくさんあります。
ましてや、日本では多くの業界で人材不足が慢性化していることからも、「年齢でたぶんだめだろう」「経験がないから、きっと採用されない」「これといった資格もないし……」とあきらめてしまうことは禁物です。業界・業種を絞り込みすぎることなく、広い視点で仕事探しに取り組み、高収入・高待遇の職場とぜひめぐりあってくださいね。