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期間工になるときに「準備すること」「注意すること」を徹底解説!

期間工になるときに「準備すること」「注意すること」を徹底解説!

2024/6/7 更新

  1. ■目次
    1.期間工としてスタート!“準備”“注意”“便利”なポイントとは?
    2.“準備①”入社手続きに必要な書類
    3.“準備②”必ず用意したい新生活に必要なもの
    4.“準備③”男性、女性、個人別 新生活に必要なもの
    ・【個人によって異なるもの】
    ・【男性の場合】
    ・【女性の場合】
    5.“準備④”準備段階で“注意”すべきこと
    ・【普段服用している処方薬がある人は……】
    ・【夏・冬用の準備を忘れずに!】
    6.“準備⑤”あると“便利”なもの
    ・【意外と重宝する洗濯バサミや洗濯ロープ】
    ・【サイズ違いのカゴや収納ボックス】
    ・【洋服を掛ける以外にも使い勝手抜群なハンガー】
    ・【これがあると便利なスグレモノ4選!】

期間工としてスタート!“準備”“注意”“便利”なポイントとは?

今回は、期間工として新たな一歩を踏み出そうとする人向けに「“準備①”入社手続きに必要な書類」「“準備②”必ず用意したい新生活に必要なもの」「“準備③”男性、女性・個人別 新生活に必要なもの」「“準備④”準備段階で“注意”すべきこと」「“準備⑤”あると“便利”なもの」の5つのポイントに分けてご紹介します。

準備するアイテムのなかには小さなものや細かいものがけっこうありますし、短い時間かすべてを準備するのは大変なので、自分に必要かどうかを確認しながらひとつずつピックアップしてバッグに詰めていくと“モレ”がなくなります。

リスト

“準備①”入社手続きに必要な書類

正式に雇用が決まったら、会社から入社手続きに必要な書類を準備しましょう。ただし、必要な書類は会社によって異なりますし、下に記したものはあくまで目安となります。
 そのため、会社から配布された書類に記載された内容を確認したうえで、認印をもっていない人や、給与振込先の口座を開設していない人は、新たに印鑑や口座を作る時間を考慮して、余裕をもって準備するようにしましょう。

Ⓐ 誓約書
Ⓑ 身分証明書(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード、パスポートなど)
Ⓒ 通帳とキャッシュカード(口座を新規に開設する場合は銀行印も必要)
Ⓓ 認印(シャチハタと呼ばれるスタンプ式のハンコではないもの)
Ⓔ 年金手帳
Ⓕ 以前に仕事に就いていた人は雇用保険被保険者証
Ⓖ 以前に仕事に就いていた人は、前職での源泉徴収票

身分証

ちなみに、デジタル化に伴って印鑑文化が衰退しているといわれますが、契約書類などオフィシャルな書類に捺印する印鑑は、役所で登録する「実印」や「銀行印」以外の「認印(みとめいん)」を使用することが一般的です。インク内蔵式のスタンプ式印鑑は認印として認められないことが多いので、手元にある印鑑がスタンプ式印鑑なのか、認印なのか、銀行印なのか、実印なのかをこの機会にきちんと確認しておくと安心です。

また、以前に仕事に就いていたことがある人は、前職での源泉徴収票や雇用保険被保険者証の提出を求められることもあるので、手元にない源泉徴収票がない場合は過去の勤務先に連絡して郵送を依頼しましょう。こうした書類は手元に届くまでに日数がかかるので余裕もって対応することが肝心です。

“準備②”必ず用意したい新生活に必要なもの

書類が準備と並行して生活に必要なさまざまなアイテムの準備にも取りかかりましょう。 寮に入居したら洗濯も自分でしなくてはなりませんが、自分一人の洗濯物であれば量は少ないので、週に1度または2度程度の洗濯で十分間に合うはずです。下着や靴下の準備枚数は、「週1の洗濯派」なら各6〜7着、「週2の洗濯派」なら各3〜4着を目安としましょう。

必要なもの

  1. 【衣類・リネン】
    ●外出着
    ・ジャケット・ジャンパー
    ・Tシャツ・シャツ
    ・デニム・スラックス
    ●ジャージなどのルームウエア
    ●パジャマ
     (パジャマには疲労回復・快眠効果あり)
    ●下着&靴下
    ●靴・スニーカー
    ●スリッパまたはルームシューズ
    ●ハンカチ・ハンドタオル
    ●バスタオル
    ●フェイスタオル

  1. 【生活用品】
    ●皿(数枚)・マグカップ・箸・スプーンなど
    ●市販薬(風邪薬、鎮痛剤、解熱剤、整腸薬など)
    ●絆創膏、湿布、体温計
    ●マスク
    ●充電アダプタ・充電ケーブル
    ●洗濯グッズ(洗濯洗剤・物干し・洗濯かごなど)
    ●バスアイテム
    (シャンプー・リンス・石鹸・ナイロンタオルなど)
    ●歯磨きセット(ブラシ・歯磨粉・デンタルフロス)
    ●ブラシ・ドライヤー
    ●小さめのカゴや収納ボックス(2〜3個)
    ●スチール製ハンガー
    ●爪切り・耳かき・綿棒
    ●小さめのハサミ

  1. 【赴任先の気候によって】
    ●防寒着
    ●防雪着・スノーシューズ
    ●カイロ・ネックウォーマー
    ●避暑(UV対策)アイテム

  1. 【めがねやコンタクトを使用している人】
    ●予備のめがね
    ●コンタクトレンズ用品

このほか、「個人によって異なるもの」「男性が準備しておくもの」「女性が準備しておくもの」は、“準備③”男性、女性、個人別 新生活に必要なもので解説します。あわせて、「処方薬を服用している人」向けの準備アイテムについては、「“準備④”準備段階で“注意”すべきこと」で詳説します。

“準備③”男性、女性、個人別 新生活に必要なもの

【個人によって異なるもの】

めがねやコンタクトを使用している人は、めがねの予備、コンタクトの予備、コンタクト用洗浄液、サングラスなどを準備しましょう。また、マスクを着用している人は、お気に入りのマスクを多めに準備しておくと安心です。

さらに、日頃愛用しているものやまた、疲れがたまったときや気候の変化によって頭痛を発症しやすい人や、風邪を引きやすい人は鎮痛剤、風邪薬(総合感冒薬)、解熱剤、整腸剤などの市販薬を準備しておくと、いざというときに対して安心感が増すことでしょう。

個人

男性の場合

赴任先で身だしなみを整えるために、ひげ剃りやシェーバー、アフターシェーブローション、整髪剤など日頃使用しているものも忘れず準備しましょう。

また、男性の場合は下着や靴下をたくさん持ち込みたくない人が多いことから、コンパクトな容器に入った洗濯洗剤を用意しておく → 仕事が終わったその日のうちに自室で下着や靴下を手洗いする →洗濯ロープや洗濯バサミ、またはS字フックを活用してパパッと干す……という作業を習慣化すれば、持ち込む枚数は必要最低限で済みます。

手洗い経験がない人は「面倒くさい」と思いがちですが、下着や靴下、薄手のTシャツなら入浴時に簡単にできますし、雑巾の水気を絞る要領で手絞りし、浴室内に干しておけば翌朝には乾いているので、ぜひトライしてみましょう。

女性の場合

女性は日常生活のなかでさまざまなグッズを必要とするため、用途ごとに整理収納できるポーチを用意し、それぞれポーチにメイクアイテム、髪留め・ゴム、化粧水や美容液、コットン・顔パック、メイク落とし、洗顔フォーム、生理用品などをまとめておきましょう。

また、疲れやむくみを取りたいときに役立つ着圧ソックスや、快眠効果があるや就寝用ブラなど、日頃愛用しているものも準備しておくと、より安心でしょう。

そのほか、手洗いをした下着類を人目につかないよう室内干しにしたい女性は、洗濯ロープ、ハンガー、洗濯バサミ、バスタオルを干せるハンガーなどを準備しておくと重宝します。これらは100円ショップで入手できるので、買い物ついでに購入して準備しておきましょう。加えて、エアコンの冷風に弱い人は、ストール・カーディガン、体温を守る温かいインナーなどを用意しておくとよいでしょう。

“準備④”準備段階で“注意”すべきこと

【普段服用している処方薬がある人は】

医師に処方された薬を服用している人は、国外に赴く場合「日数分+1週間分の予備」の薬を手荷物バッグで持参すると安心といわれています。これは、海外旅行でのロストバゲージ(スーツケースが行方不明になる事態)や、航空機での荷物の遅延などさまざまなリスクを想定したものによります。しかし、こうした思わぬアクシデントは出国時に限った話だけではありません。

国内にいるときであっても、災害や気象の悪化で病院に行けなくなる事態も実際に起きていて、東日本大震災発生時には、持病をもつ高齢被災者のほとんどが薬不足に陥りましたし、災害支援に駆けつけたドクターに処方薬の名前や容量を伝えられない人が多かったことが、災害の二次被害としてクローズアップされました。

処方薬が手に入らない事態は命にかかわることでもあるため、期間工として半年または1年などの長期間、赴任先で勤務することが決まったら、自らの健康を維持するために次の2つのポイントに留意しましょう。

ポイント①
「遠方に仕事で行くため、次にクリニックに来るまでに数ヶ月かかる」ことを主治医に伝え、薬を多めに処方してもらえるかどうかを相談する(薬によって処方のルールは異なります)

ポイント②
期間工として働く期間が長い場合は、赴任先のエリア内のクリニックで薬を処方してもらうことになるため、初診時にスムーズに薬が処方されるよう、薬の処方履歴、薬剤名、容量などが記載された「おくすり手帳」を持参する

おくすり

【夏・冬用の準備を忘れずに!】

新生活をスタートする時期がたまたま夏だったため、ルームウエア用にTシャツと短パンを準備していく……という人も多いのですが、寒冷地に限らず、標高が高い場所や海沿いに工場が立地している場合は、夏であっても夜間は予想外に外気温が低下します。薄手の衣類しかもっていなければ体調を崩しやすくなるので、赴任先が一年の季節を見越して、防寒グッズ・避暑グッズを準備しておくことが大切です。

特に、赴任先が寒冷地の場合は冬季になると気温が一気に冷え込み、暖房のきいた室内でもさすがにTシャツと短パンではつらくなります。そうしたことにならないよう、赴任先の半年後の季節の変化を見越しましょう。さらに、雪が積もった際に慌ててスノウシューズを用意せずにすむよう、防寒、防雪グッズ対策を怠らないようにしましょう。

機能性が高い防寒、防雪アイテムはそのぶん値も張るので、赴任先で余計な出費をしなくてもよいよう、少し荷物になりますが準備しておくことで節約にもつながります。でも、どんなものを準備すればよいかわからなければ、赴任先の担当者に相談すれば的確なアドバイスをしてくれるでしょうし、「わざわざ用意しなくても、会社支給のものがあるので大丈夫ですよ」という答えが得られるかもしれません。

あわせて、冬の寒い時期に新生活をスタートさせる場合も、夏の暑い時季を見越して、帽子、日傘、サングラスなどのUVケアアイテムや、防虫剤などの対策グッズを準備しておくと安心です。

防雪グッズ

“準備⑤”あると“便利”なもの

【意外と重宝する洗濯バサミと洗濯ロープ】

靴下や下着を必要最低限に抑えて、荷物をできるだけ少なくしたい男性であれば、仕事が終わったその日の入浴時に、靴下や下着、薄手のTシャツを手洗いしてしまえば、準備する着数は2〜3枚で済みます。翌朝までに乾燥させたい人であれば、100円ショップで入手できるも洗濯バサミ、洗濯ロープ、ハンガーなどを用意しておくと、翌朝に清潔な状態で着用することができます。

【サイズ違いのカゴや収納ボックス】

入居する寮によって異なりますが、洗濯機や洗面所が共用であることも多いので、洗濯物をまとめて運べる少し大きめのプラスチック製のカゴや、洗濯グッズ、洗面・入浴グッズをひとまとめにして運べるコンパクトなカゴがあると重宝します。でも、「プラスチック製のカゴはかさばるのでいや」という人は、折り畳める小さめのストレージボックスなども100円ショップで入手できるので、あらかじめ2〜3個準備しておくと、グッズの持ち運びはもちろん、衣類や生活用品の整理などさまざまなシーンで活用できます。

【洋服を掛ける以外にも使い勝手抜群なハンガー】

洗濯機を使う頻度を少なくして、簡単なものは手洗いで済ませたい効率重視の人は、100円ショップで入手可能な手の力で形状を変えられるスチール製ハンガーを2〜3つ用意しておくと便利です。

ハンガーは上着を掛けるものという固定概念がありますが、タオル掛けとして使用すれば、水気が乾燥しやすいので除菌対策にも一役買いますし、入浴時にパパッと洗濯洗剤で手洗いした下着や靴下、Tシャツの水気を絞ってハンガーに掛けるだけで洗濯完了!という活用法もあります。

また女性であれば、ハの字の肩部分にくぼみがあるハンガーを準備していけば、手洗いしたブラトップやキャミソール、ブラジャーをパパッと干せますし、ハの字を結ぶ“バー”つきや、ピンチつきのハンガーなら、ハンカチ、ミニタオルなどを手軽に干すことが可能です。
厚手の生地でなければ就寝中に乾燥してくれますし、何よりひと目につく場所に干さなくてよいため、使用用途に合わせたハンガーを準備しておくだけで、ストレスフリーな日常生活を過ごせます。

服

【これがあると便利なスグレモノ4選!】

生活上手と呼ばれる人は、日常生活でさまざまなグッズを活用していますが、ここでご紹介するグッズは、どれも「なくても困らないけれど、あれば便利」というものばかり。新しい暮らしを始めるうえで必要かどうかを吟味したうえで、必要と感じた人は100円ショップで調達しましょう。

S字フック
バッグや衣類を掛ける本来の使用法のほかに、靴下などの小さな衣類の物干しなど活用範囲は無限大。意外なところで重宝します。

吊るせるケース
掛ける場所がない狭いユニットバス内で吊るせるケースを活用すればドライヤー、洗面道具などを整理できる、場所をとらない、見た目スッキリなど、さまざまな効果が期待できます

こぶりのバッグ&財布
キャリーケースなどの大きいカバンとは別に、小さめのバッグをひとつ準備しておくと、同僚と夕食を食べに行ったり、ちょっとした買い物のときに重宝します。ついでにそのバッグにおさまるサイズの財布を用意しておくと、バッグの中が長財布やスマホでパンパンになる……ということも防げます。

ガイドブック
オンとオフを上手に切り替えることが仕事で最大のパフォーマンスを発揮できるコツでもありますので、休日の時間を有効活用して観光名所をめぐりたい……、地元の名店、名物店、レストランなどを調べたい……と考えている人は、赴任先のガイドブックを購入して活用しましょう。

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