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稼げる期間工なら、「1年で300万円貯める」のも夢じゃない!

稼げる期間工なら、「1年で300万円貯める」のも夢じゃない!

2023/8/7 更新

  1. ■目次
    ●期間工と、期間工の魅力とは?
    ●期間工の仕事とは?
    ●期間工が稼ぎやすい理由
    ●稼ぎやすい期間工のタイプ
    ●期間工として働く人は目的を作ろう!
    ●期間工として働く前に注意すること

期間工と、期間工の魅力とは?

「期間工」は文字通り、「期限(期間)を定めて働く契約社員」を指し、契約時に3カ月、6カ月、1年等の期限を取り決めることが一般的です。なかには、契約期限が約3年※におよぶケースもありますが、そのメーカーの繁忙期や仕事内容によって期限には大きな幅があります。そうした特徴から企業によっては「季節工」「臨時従業員」「期間従業員」などとも呼ばれます。※労働基準法では、期間工として契約できる最長期間を2年11カ月と定めています。

最近は期間工の募集件数が増えている傾向にあり、未経験者を歓迎するところも増えています。そうした企業では「研修や短期教育を実施」「わからないことがあった時にすぐに質問できる指導スタッフが常駐」といった具合に、教育体制や職場環境を整えていることが多いため、初心者でも安心して働くことができます。

こうした環境によって、資格がない人や業務経験がない人でも気軽に働き始められる点が期間工の魅力といえますが、何より最大の魅力は、給与から派遣会社への仲介料が差し引かれる派遣社員と異なり、契約社員は雇い主と直接契約する雇用形態であることから、給与が高い点にあるといえるでしょう。

期間工と、期間工の魅力とは?

期間工の仕事とは?

「製造業のなかでも「自動車メーカー」「部品メーカー」「精密機器メーカー」「食品メーカー」での求人が多い期間工ですが、仕事内容はさまざまながら、小型部品の手作業による組み立て、出荷製品の梱包、検査などの軽作業をはじめとする比較的簡単で単調な仕事が多いとされます。ただし場合によっては、体力勝負のハードワークや、日勤と夜勤を週替りで繰り返す不規則勤務も珍しくありません。

とはいえ、短期間の契約ながらも、働く人や仕事によって、高いやりがいを感じられる点も期間工の魅力です。

例えばトヨタ、ホンダ、日産、スバルなどの大手自動車メーカーの、オートメーション化された最先端工場に立ち、車が実際に組み立げられていく様子を見たり、高効率かつ高技術のプレス、溶接、塗装工程を間近で体感する経験は、車好きの人にとってまたとないチャンスとなるはずです。

さらに、電子機器やスマホ、PCなどの小型デジタル部品の需要の高まりを受け、電子機器、精密機器、半導体関連メーカーでもたくさんの期間工が活躍していますが、メカ好きの人にとっては、大きなやりがいと醍醐味を感じながら、同時にお金も稼げてしまう一石二鳥の機会であるといえますね。

期間工が稼げる理由

  1. 理由① 給与(基本給)が比較的高いところが多い
    理由② 夜間・深夜手当に加え、さまざまな特別手当も
    理由③ 寮完備、安価な食堂で生活費がほとんどかからない

日勤、夜間、深夜などの交替勤務制で働く期間工であれば、夜間勤務手当、深夜勤務手当などが支給されますし、企業によっては休日出勤手当、交替手当などを用意しているところもあります。

このほか、数万円〜数十万円にのぼる「入社祝い金」や、規定の時間や日数を満たした人に支給される「慰労金」や「延長奨励金」、期間満了時に支給される「満了報奨金」など、さまざまな特別手当が支給されることも。

つまり、高めの「基本給」に「夜間・深夜手当」をプラスし、そこにさらに「特別手当」を合算すると、かなりまとまった額の給与が手元に入ることになります。

まとまった額の給与に加えて、大規模な工場などは比較的不便な郊外に立地するため、寮を完備(寮費無料や水道光熱費無料の場合も!)しているところも珍しくありませんし、工場内に食堂がある場合は1品150円〜の安価なメニューでおなかを満たすこともできます。

こうした理由によって、福利厚生が充実している企業で期間工として働いた場合、生活費がほとんどかからないことから「稼ぎやすい」と言われているのです。

期間工が稼げるりゆう

稼ぎやすい期間工のタイプ

これは期間工に限った話ではありませんが、稼げる人と稼げない人を比較すると、そのタイプに違いがあることはみなさんご存じの通りです。ギャンブル、ブランド品、お酒が好きで、食事もほとんど外食……という生活スタイルの人は、総じて手元や通帳にあまりお金がない人といえますし、こうした人が期間工として働き始めても貯金はできないかもしれません。

  1. タイプ① 働く「目的」や、働く「期間」が明確
    タイプ② 毎月の「貯金額」をきちんと決めている
    タイプ③ 手当や福利厚生が充実するメーカーで働いている
    タイプ④ 寮費無料や寮費が安い「寮」に入居している
    タイプ⑤ 「自炊」が苦ではない
    タイプ⑥ 目標達成まで「浪費やギャンブル」を我慢できる

「1年間に300万円貯めるぞ!」という明確な目標を掲げて期間工として働き始めた人であれば、単純計算で毎月の収入から25万円貯金すれば、1年で300万円貯まる計算になります。そして、上記6つの要素を備えた人ほど「目標を達成しやすいタイプ」であり、当てはまる項目が多い人ほど「貯金ができるタイプ」といえるでしょう。

「えっ? 毎月25万円なんて無理でしょ」と感じた人は、以下の3つだけ生活スタイルを変えてみてはいかがでしょう。3つの変化だけで「無理と感じた25万円」も非現実的な金額ではなくなるはずです。

  1. ◎寮費や光熱費が無料の寮に入居
    ◎寮勤務中は安価なメニューの食堂を最大限利用する
    ◎寮休日は自炊を心がけ、外出を必要最低限におさえる

成功の秘訣は、「1年だけ、あるいは半年だけ、ぐっとこらえて頑張ろう!」と自分の気持ちと行動に縛りをつけられる“心”次第ですし、重ねて言いますが、縛りのある生活はずっと続くわけではないのです。

「○月○日まで」というゴールに向かって生活スタイルを変えてみることで、通帳に記載された金額は確実に増えていきますし、通帳の残高を見ることが楽しみになってきたら、もうしめたもの。目標達成はかなり現実味を帯びてきた……といえるでしょう。

期間工が稼げるりゆう

期間工として働く人は目的を作ろう!

「300万円を貯めてハーレー・ダビッドソンを購入する」「語学を学ぶためにニューヨークへ行く」「ワーキングホリデーで1年間オーストラリアに滞在する」「起業資金を貯める」「結婚資金を貯める」「世界遺産めぐりの旅に出る」……

お金を貯める目的は百人百様ですが、せっかく期間工で働くなら、「働く前に目的を決める」→「目的に必要な金額の概算を算出する」→「その金額を最終ゴールに設定する」という3段階に分けて目標達成のための費用を明確化すると、モチベーションを維持しやすくなります。

また、自宅暮らしの人が寮に入居して一人暮らしを始める場合、生活コストを意識することも大切です。

  1. ◎日は食堂の安い食事で済ませる → 1食500円✕3食=1500円/日で約4万円/
    ◎その分、休日は奮発して外食にしたい → 外食費用として約2万円〜3万円/月

単純計算でも、トータルすると月の食費がかなりかさむことがわかりますね。

生活費のなかでもっとも割合が高い食生活をおさえ、かつ偏った食生活にならないようにするには、やはり自炊がおすすめ。包丁を使ったことがない……という人も、最近は100円ショップで基本的な調理器具は入手しやすくなっていますし、ネットで検索すると簡単アレンジメニューのレシピもたくさんヒットします。

自炊にトライすることは目標達成の大きな“手がかり”になるうえ、自分の食べたいものがちょっとしたアレンジでこんなに美味しく、簡単にできるんだ!と、目からウロコが落ちたり……なんてことも。料理は段取りや分量など手と頭を同時に動かす作業が連続するため、頭のいい人ほど料理上手といわれますので、節約を兼ねて料理上手になれたら、それはとても素敵なことですね。

期間工として働く人は目的を作ろう

期間工として働く前に注意すること

短期間で稼ぐことができるうえに、自炊力などの生活力も向上する……といった魅力をあわせもつ期間工ですが、志半ばで頓挫することがないよう、働く前に心がけるべき「注意点」にも目を向けておきましょう。

お金を貯める目的は百人百様ですが、せっかく期間工で働くなら、「働く前に目的を決める」→「目的に必要な金額の概算を算出する」→「その金額を最終ゴールに設定する」という3段階に分けて目標達成のための費用を明確化すると、モチベーションを維持しやすくなります。

また、自宅暮らしの人が寮に入居して一人暮らしを始める場合、生活コストを意識することも大切です。

期間工として働く前に注意すること
  1. 「仕事内容」を具体的に把握する
    体力に自信がない人がハードな重労働に就いた場合、契約期間満了前に辞めることになってしまいかねません。ただし、一概に“重労働 = 悪”というわけではなく、「最初はきつかったけど、すぐ慣れた」「職場の人と仲よくなれたので、大変さだと感じなかった」「重労働の意味は人によって違うし、自分は単調な仕事のほうがつらい」というように、人によって重労働や大変さの意味は異なりますので、面接時に仕事内容をきちんと理解しましょう。

  1. 「給与や手当」を事前にきちんと把握する
    期間工は給与や手当がよいとご紹介しましたが、なかには条件のよくない仕事もあります。「自分が考えていた待遇と違っていたため貯金ができなかった」ということにならないよう、給料や夜間・深夜手当、入社祝い金、報奨金などの特別手当の有無も、面接時にしっかり確認しましょう。

  1. 生活面での「条件」を事前にきちんと把握する
    いまあなたが目星をつけている工場と自分がイメージしている働き方にミスマッチはありませんか? 次のような質問をもとに、ひとつずつギモンを解消することが希望にかなう働き方の近道になります。
    「暮らしやすい寮はある?」「寮費はいくら?」「バイクやマイカーでの通勤は可能?」「交通費は支給される?」「食堂はある?」「食堂のメニューの平均単価はいくらくらい?」……といった具合に生活面の条件についても事前にしっかり確認してくださいね。

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