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フリーターの履歴書の書き方/学歴・職歴や志望動機・自己PRの記入例も紹介!

フリーターの履歴書の書き方/学歴・職歴や志望動機・自己PRの記入例も紹介!

2025/1/7 更新

  1. ■目次
    1.フリーターが履歴書を書く際の注意点
    ・嘘を書くのは絶対にNG
    ・消えないボールペンで書く
    ・誤字・脱字に注意する、修正液は使わない
    ・「貴社」と「御社」を間違えない
    ・定型文のテンプレートをそのまま使わない
    2.フリーターの履歴書(学歴・職歴)の基本的な書き方
    ・学歴・職歴欄の書き方の基本ルール
    ・学歴の書き方の基本ポイント
    ・職歴の書き方の基本ポイント
    3.フリーターの職歴、こんな時はどう書けばいい?
    ・アルバイトの職歴が多くて書ききれない
    ・働いていない空白期間がある場合はどうする?
    ・正社員登用や派遣社員の経験がある場合は?
    4.フリーターが履歴書で差をつけるポイント
    ・自己PR・志望動機の書き方のコツ
    ・自己PR・志望動機の文字数の目安は?
    5.まとめ

フリーターが履歴書を書く際の注意点

  

就職活動をこれから始めるフリーターの中には、「履歴書をどう書けばいいのかわからない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
まずは、フリーターが履歴書を書く際に注意したい基本ポイントを5つ紹介します。

  1. 履歴書作成で押さえておくべき基本ポイント&注意点
    ●嘘を書くのは絶対にNG
    ●消えないボールペンで書く
    ●誤字・脱字に注意する、修正液は使わない
    ●「貴社」と「御社」を間違えない
    ●定型文のテンプレートをそのまま使わない



嘘を書くのは絶対にNG

嘘を書くのは絶対にNG

当たり前のことですが、履歴書に嘘の内容を書くことは厳禁です。採用担当者に良く見られたいがために、経歴などを偽って書いてしまうと、たとえ入社できてもずっと罪悪感にさいなまれることになります。

また、何かがきっかけで入社後に嘘が発覚した場合、自身の信頼や評価を落とすだけでなく、せっかく決まった仕事を失うことにもなりかねません。学歴・職歴や志望動機・自己PRなどを含めて、履歴書の内容はすべて真実を書きましょう。

消えないボールペンで書く

消えないボールペンで書く

手書きで履歴書を作成する場合、必ず消えないボールペンを使用しましょう。消えるボールペン(フリクションボールペン)は、温度変化や摩擦などで文字がかすれたり、消えたりすることがあるからです。

また、文字の美しさに自信がない人は、パソコンのワードや履歴書作成ソフトなどを活用するといいでしょう。会社から「直筆で」と指定がなければ、履歴書をパソコンで作成しても問題はありません。

誤字・脱字に注意する、修正液は使わない

  
誤字・脱字に注意する、修正液は使わない

履歴書の誤字・脱字はマイナスな印象を与えます。もし書き損じてしまった場合、修正液などを使って訂正するのではなく、面倒でも新しい履歴書に書き直すのがマナーです。うろ覚えの漢字は必ず調べて確認し、不安な人は鉛筆で軽く下書きしてから記入すると安心でしょう。

「貴社」と「御社」を間違えない

相手の会社を指す言葉として「貴社(きしゃ)」と「御社(おんしゃ)」がありますが、履歴書など文章で書く時は「貴社」、面接時など声に出して話す時は「御社」が正解です。これはビジネスの基本的なマナーですが、意外と間違えて使われやすいので注意しましょう。

定型文のテンプレートをそのまま使わない

定型文のテンプレートをそのまま使わない

本記事の次章以降で紹介する例文を含め、ネットなどで紹介されている自己PRや志望動機のテンプレートを、そのままコピペして履歴書に使うことは避けましょう。採用担当者はこれまで何人もの履歴書をチェックしているので、定型文のコピペであることがすぐにバレてマイナスな印象を与えてしまいます。

もちろん、例文を参考にすること自体に問題はありませんが、自身の経験やエピソードを肉付けしたり、言葉や言い回しをアレンジするなど、自分で考えたオリジナルの文章を使うようにしましょう。

フリーターの履歴書(学歴・職歴)の基本的な書き方

  

では次に、フリーターが履歴書を書く際の具体的な記入方法を紹介します。まずは、基本的な学歴・職歴の書き方を記入例とともに解説します。

学歴・職歴欄の書き方の基本ルール

学歴・職歴欄の書き方の基本ルール
  1. ●学歴・職歴は古い順に記入する。
    ●最初に学歴を書き、1行目の中央に「学歴」と書いてから書き進める。
    ●学歴のあとに、1行空けて中央に「職歴」と書いてから書き進める。
    ●職歴の最後は「以上」を下の行の右端に入れる。
    ●「年」は履歴書全体で西暦か元号(昭和・平成など)のどちらかに統一する。
    ●年月の数字は漢数字(一,二,三)ではなく、アラビア数字(1,2,3)を使う。



学歴の書き方の基本ポイント

  1. ●学歴が高卒以上の場合は高校入学から、中卒の場合は中学入学から書く(小学校の記載はなくてもよい)。
    ●学校名は正式名称で書く。「高校」は「高等学校」、「私立」または「公立(東京都立など)」もわかるように書く。
    ●高校が普通科以外の専門学科(工業科、農業科など)の場合は「学科」まで記入する。とくに応募職種と関係がある学科の場合は、記載があるとアピールポイントになる。
    ●大学は「学部・学科」まで記入する。大学院の場合は「専攻(研究科)」「修士課程」「博士課程」まで記入し、「卒業」ではなく「修了」と書く。



学歴の書き方の基本ポイント

職歴の書き方の基本ポイント

  1. ●会社名は正式名称で書く。また(株)と略しないで「株式会社」と書く。
    ●アルバイトの職歴は、アルバイトで勤務したことがわかるように書く。社名や店舗名のあとに「アルバイトで勤務開始」と書くとわかりやすい。
    ●正社員の職歴では、退職の記載に「一身上の都合により」(または「会社都合により」)の文言を入れるが、アルバイトの立場で退職した場合は、シンプルに「退職」のみの記載でよい。
    ●職歴欄に余裕がある(職歴が少なすぎる)場合は、2~3行使って所属部や担当した業務などを書いてもよい。
    ●現在も同じ勤務先で働いている場合は、入社を記載したあとに「現在に至る」または「同社(同店)に在籍中」と書く。



職歴の書き方の基本ポイント

フリーターの職歴、こんな時はどう書けばいい?

  

フリーターが履歴書に職歴を書く際、「これってどう書けばいいの?」と迷うことがありますよね。ここからは、職歴の書き方でよくある疑問・質問をピックアップし、具体的な記入例とともに解説します。

  1. フリーターが履歴書を書く際によくある疑問・質問
    ●アルバイトの職歴が多くて書ききれない
    ●働いていない空白期間がある場合はどうする?
    ●正社員登用や派遣社員の経験がある場合は?



アルバイトの職歴が多くて書ききれない

応募職種に近いアルバイトを中心に書くようにしますが、それだけだと空白期間があるように見えてしまいます。入社・退職や、似た職種を1行にまとめて書くなど、ほかの職種の職歴も簡単に補足しておくといいでしょう。

アルバイトの職歴が多くて書ききれない

働いていない空白期間がある場合はどうする?

働いていない空白期間がある場合はどうする?

仕事をしていなかった期間がある場合は職歴欄で触れず、志望動機や自己PRの欄でフォローしましょう。そうすることで、単なる「空白期間」が「有意義な期間」となり、印象アップにつながります。

【働いていない期間の理由付けの記入例】
《例1》平成●年●月から半年間、オンライン講座でプログラミングの基礎知識を習得しました。身につけたスキルを、今後、貴社の業務で存分に生かせればと存じます。

《例2》平成●年●月から●月まで、●●●のボランティア活動に従事。この経験を通して、臨機応変に対応する判断力や行動力を養うことができました。

正社員登用や派遣社員の経験がある場合は?

アルバイトで入社し、正社員に登用された経験がある場合は、その旨を必ず記載します。
また、派遣社員としての職歴は、登録先の派遣会社の正式社名を記載したうえで、派遣先企業の正式社名とともに「派遣社員として就業」と書きます。
いずれの場合も職歴欄に余裕があれば、登用後・派遣先の所属部署や業務内容などを書いてもいいでしょう。

正社員登用や派遣社員の経験がある場合は?

フリーターが履歴書で差をつけるポイント

  

履歴書では学歴や職歴も大切な項目ですが、ありのままの事実を記載するため、書き方によって印象が大きく変わることはありません。

しかし、一人ひとりの個性や意欲を文章で示す「自己PR・志望動機」欄は、何を・どのように書くかによって、ほかの応募者に大きな差をつけることも可能です。採用担当者に「この人材なら期待できる、採用したい!」と思わせるか、「いまひとつピンとこないな……」と見送られるかは、自己PRや志望動機の書き方次第ともいえるでしょう。

では、採用担当者に響く自己PRや志望動機を書くためには、どのようなポイントを押さえればいいのか、例文とともに詳しく解説します。

自己PR・志望動機の書き方のコツ

自己PR・志望動機の書き方のコツ

比較的長文になる自己PRや志望動機は、文章をまとめるのが難しいイメージがありますが、以下の3点を軸にした構成を考えることで書き進めやすくなります。

  1. ●なぜその会社(職種)を選んだのか
    ●自分がどのような形で会社に貢献できるのか
    ●入社後の目標や、仕事を通して実現したいことは何か



書き方としては、自分自身の経験やエピソードなどを、上記の3点と関連付けて盛り込むのがコツです。たとえば、「アルバイトの経験で得た学びやスキル」「自身の興味や適性、強み」などを、できるだけ具体的に盛り込むと、採用担当者に説得力をもってアピールできるでしょう。

【例文1】
全国展開する貴社のホテルで、飲食店のアルバイトで培った接客経験を生かしたいと考え、応募いたしました。アルバイト先の飲食店は、海外からのお客さまも多いため、オンラインの英会話教室で現在も学習を続けています。つねに一人ひとりのお客さまの立場に立ち、心から満足いただけるサービスを追求すべく、入社後も接客と語学のスキルを磨きながら“頼られるコンシェルジュ”を目指してまいります。

【例文2】
これまで電子機器メーカーの工場で、検品のアルバイトをしていました。モノづくりへの興味から始めたアルバイトですが、実際に製造現場で働くことで、自分が製品づくりの一端を担う手応えとともに、確かな品質の製品を世の中に送り出すことへの責任を実感しました。こうした経験と学びを強みとして、貴社の製品づくりに貢献しながら、品質管理のスペシャリストを目指して研鑽に努めてまいります。

自己PR・志望動機の文字数の目安は?

自己PR・志望動機の文字数の目安は?

自己PRや志望動機の文章が長すぎると、訴えたいことが曖昧になったり、かえって理解しにくくなったりする可能性があります。反対に、文章が短すぎると内容が抽象的になって、アピールしたいことが十分に伝わらなかったり、やる気がないと思われたりする恐れもあります。
履歴書の記入欄の大きさにもよりますが、自己PRや志望動機は120~200文字程度(記入欄の8割以上を埋めるのが目安)でまとめるといいでしょう。

まとめ

  
まとめ

今回は、フリーター向けに履歴書の書き方の基本ポイントやコツを、記入例を交えて解説しました。

就職活動において、履歴書は自分自身の価値や経験をアピールする重要なツールです。不備のないよう丁寧に書くことはもちろん、何を・どう伝えるかによって、採用担当者の評価も大きく違ってきます。フリーターとしてアルバイトをしてきた経験を振り返りながら、自身の魅力や意欲が伝わる履歴書を作成し、就職活動の成功につなげましょう!

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