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ニートの面接対策/よく聞かれる質問や空白期間に対する答え方を解説

ニートの面接対策/よく聞かれる質問や空白期間に対する答え方を解説

2024/10/10 更新

  1. ■目次
    1.ニートが面接を受ける際に気をつけたいこと
    ・嘘をつかず正直に答える
    ・姿勢を正してハキハキと答える
    ・自分の言葉で話す
    ・身だしなみを整える
    2.ニートが「面接が不安・怖い」と思う理由
    ・面接で何を聞かれるのかわからない
    ・面接で失敗するのが怖い
    ・ニートだったことを叱られそうで怖い
    3.ニートが面接でよく聞かれる質問と答え方
    ・なぜニートになったのか
    ・空白期間に何をしていたのか
    4.企業研究を通して志望動機や自己PRを考える
    ・企業研究のポイント
    ・志望動機・自己PRを考えるポイント
    5.ニートの面接対策はプロに相談するのもおすすめ
    【コラム】ハローワークや民間のエージェントを賢く利用しよう
    6.まとめ ニートでも面接は怖くない!

ニートが面接を受ける際に気をつけたいこと

  1. まず、ニートが面接を受ける際に留意したいポイントは、以下の4点です。
    ・嘘をつかず正直に答える
    ・姿勢を正してハキハキと話す
    ・自分の言葉で伝える
    ・身だしなみを整える

嘘をつかず正直に答える

  

面接の質問に対して、嘘の回答をするのは絶対にNGです。面接官は多くの応募者を見てきた採用のプロなので、それらしい嘘を語って取り繕っても、話の内容や態度から見抜かれる可能性があります。当然ながら、面接官に「この答えは嘘っぽい」と思われると、それだけで評価は一気に落ちてしまいます。どんな質問に対しても嘘でごまかさず、正直に答えましょう。

   

姿勢を正してハキハキと答える

姿勢を正してハキハキと答える
  

面接では面接官を見て背すじを伸ばし、普段よりやや大きめの声でハキハキと話しましょう。下を向いたまま小声でボソボソと話していると、「消極的で暗い」「働く意欲が低いのでは」とネガティブな印象を与えてしまいます。正しい姿勢と明瞭な話し方を意識することで、面接官に与える印象はぐっと良くなるはずです。

   

自分の言葉で話す

自分の言葉で話す
  

志望動機や自己PRなどを話す際、ネットなどで紹介されている例文をそのまま述べるのは避けましょう。例文を参考にしても問題はありませんが、過去の経験やエピソードなどを盛り込みながら、仕事への意欲を自分の言葉で伝えることで、面接官の印象にも残りやすくなります。たとえスムーズに話せなかったとしても、「想いをこめた自分の言葉」は、「想いのない流ちょうな暗唱」より相手の心に響くものです。

  

身だしなみを整える

身だしなみを整える
  

ニートだからといって、ラフな普段着で面接に臨むのはマナー違反です。面接時の服装は、男性・女性ともにスーツが基本。また、男性は髪が耳や目にかからないよう散髪してヒゲを剃り、ロングヘアーの女性はきちんとまとめておくのがおすすめです。第一印象を良くするためにも、面接を受ける際には、ビジネスシーンにふさわしい清潔感のある身だしなみを心がけましょう

  

ニートが「面接が不安・怖い」と思う理由

  

面接では誰でも緊張するものです。事前に「面接が不安・怖い」と思う理由を整理することで、面接に臨む際の緊張やプレッシャーを和らげることができるでしょう。
ここでは、ニートが面接時に抱きやすい「不安・怖さ」を乗り超えるコツを紹介します。

面接で何を聞かれるのかわからない

面接で何を聞かれるのかわからない
  

面接でどんな質問をされるのか見当がつかず、漠然と不安を感じている人も多いのではないでしょうか。志望動機や自己PRに関する定番の質問はもちろん、ニートになった理由や空白期間に関しても聞かれることが多いので、事前に自己分析をしっかりと行い、きちんと対応できるように準備しておきましょう(ニートがよく聞かれる質問への答え方は、次章で詳しく解説します)。

  

面接で失敗するのが怖い

面接で失敗するのが怖い
  

以前、就活の面接で落ちた経験があり、「また失敗したらどうしよう」と不安を感じている人もいるでしょう。しかし、面接を確実に突破する方法はありませんし、試験のように明確な正解というものも存在しないため、「完璧に答えなければいけない」と意識しすぎる必要はありません。もし面接で落ちても、「縁がなかった」「失敗から学ぶこともある」「またチャレンジすればいい」と気持ちを入れ替え、次にできることを考えましょう。

  

ニートだったことを叱られそうで怖い

ニートだったことを叱られそうで怖い
  

ニートだったことを理由に、面接で頭ごなしに叱られることはありませんが、働いていなかったことに対して、あえて強い口調や態度を示すことで、本人の我慢強さやストレス耐性を見ている面接官もいるようです。多少キツイことを言われても、選考の一環というケースもありますので、萎縮せずに対応しましょう。

とはいえ、面接官にもいろいろな人がいますし、ニート経験があるからといって、入社を希望する応募者を威圧したり、頭から否定したりするのはハラスメントになる可能性もあります。相手の態度があまりにもキツイ、度を越していると感じた場合は、選考を辞退することも検討しましょう。

  

ニートが面接でよく聞かれる質問と答え方

  

ニートが面接で聞かれがちな質問としては、以下の2点が挙げられます。
・なぜニートになった(就職しなかった)のか
・働いていない空白期間(ニート期間)に何をしていたのか
では、これらの質問に対してどのように答えるべきか、具体的に見ていきましょう。

なぜニートになったのか

なぜニートになったのか
  

ニートになった理由は必ず聞かれます。先述したように、どのような理由であっても、良く見せようとして変に繕ったり、嘘をついたりするのは禁物です。

たとえば、「就活に失敗して仕事に就く意欲がなくなった」「働きたくなくて遊んでしまった」「実家暮らしで生活に困らなかった」「前職がブラック企業で次に就職するのが怖くなった」「やりたい仕事がわからなかった」など、ニートになった本当の理由を正直に伝えましょう。たとえネガティブな理由であっても、偽りのない本音を話したうえで、ニートになったことへの反省と就職への意欲を伝えれば、面接官もきちんと評価してくれるはずです。

また、家族の介護や自身の病気・ケガなど、やむを得ない事情でニートになった人もいるでしょう。この場合は、面接の時点で仕事への支障がないことをきちんと伝えてください。

  

空白期間に何をしていたのか

空白期間に何をしていたのか
  

空白期間(ニート期間)に関する質問にも嘘をつかず、本当のことを正直に話しましょう。ここで「資格取得の勉強をしていた」と答える人も多いですが、実際に取得していなければ、まったく意味のない回答となってしまいます。たとえ取得していても、仕事に役立つ資格でなければ評価してもらえないので注意してください。

「とくに何もしていなかった」という場合は、どう答えるのか悩むかもしれませんが、ただズルズルとニート生活を続けてきたとしても、まずはその事実と反省の気持ちを正直に伝えることが大切です。そのうえで、「将来の目標を定めて真剣に就職を目指している」という意思を言葉にできれば、仕事に対する前向きな姿勢や熱意が面接官に伝わるはずです。

また、やむを得ない事情でニートを続けてきた場合も、言い訳にならないよう注意しましょう。どんな事情があったにせよ、周囲や環境のせいにして自身を正当化するのはNGです。今後どうしていきたいのかという意思を示し、仕事への熱意や働く意欲をアピールしましょう。

  

企業研究を通して志望動機や自己PRを考える

  

ニートに限らず、面接では「当社を志望する理由」についても必ず聞かれます。ここで志望動機や自己PRを効果的に伝えるためには、事前に応募先の企業研究を行い、どんな人材が求められているのかを把握しておくことが重要です。

企業研究のポイント

企業研究のポイント
  

まず、応募先企業のホームページやパンフレット、求人サイトなどをチェックし、企業理念や沿革、事業内容、ビジョン、企業風土、社員の採用情報、社内制度などを調べてみましょう。また、同じ業界の企業や応募を検討したい企業についても、同様に情報を収集しておきます。こうして、複数の同業他社の情報を集めて比較することで、応募先企業の特徴や独自性とともに、求める人物像が見えてくるはずです。

  

志望動機・自己PRを考えるポイント

志望動機・自己PRを考えるポイント
  

応募先企業の特徴や求める人物像がつかめたら、自分の興味・適性・強みなどと照らし合わせ、マッチする部分を志望動機や自己PRに落とし込んでいきます。このように、志望動機・自己PRを考える上では、なぜこの企業を志望するのかを、それぞれの企業像と関連付けることが重要なポイントとなります。

また、自己PRについては、その仕事と関連する自分の強みや、生かせる経験などをできるだけ具体的に伝えると効果的です。就業経験がないニートの場合、自分の興味・関心や得意なこと、学生時代やアルバイトの経験などから、自身の強みとなるアピールポイントを考えてみましょう。

なお、面接官は提出した履歴書を見ながら話を進めていきます。したがって、面接で志望動機や自己PRを伝える際には、履歴書に書いた内容と矛盾しないよう注意してください。

  

ニートの面接対策はプロに相談するのもおすすめ

  
ニートの面接対策はプロに相談するのもおすすめ

ハローワークや民間のエージェントを賢く利用しよう

  

面接対策を一人で進めるのが不安な人は、国や民間の就職支援サービスを利用してみてはいかがでしょう。ハローワークや民間の就職・転職エージェントを利用すれば、自分に合った仕事選びのアドバイスをはじめ、面接対策や応募書類の作成支援など、就活で必須となるさまざまなサポートを受けることができます。

また、希望すればマンツーマンで模擬面接(面接指導)も受けられるので、面接の雰囲気に慣れておくのに役立ちます。実際に面接の流れや受け答えを確認しながら、就活のプロが面接官の視点で注意点をフィードバックしてくれますので、本番に自信を持って臨めるようになるでしょう。

  

まとめ ニートでも面接は怖くない!

  
まとめ ニートでも面接は怖くない!

今回ご紹介した「ニートの面接対策」のポイントをまとめると、以下の通りです。

  1. ●どんな質問にも嘘をつかず、正直に答える
    ●正しい姿勢と明瞭な話し方、清潔感のある身だしなみを心がける
    ●面接が不安・怖いと思う理由を整理する
    ●ニートになった理由や空白期間の答え方を事前に考えておく
    ●企業研究を通して、その企業にマッチした志望動機や自己PRを考える

就活において、面接は避けて通れない大きな関門となりますが、決して怖がる必要はありません。ご紹介したポイントを参考にしながら、自信を持って面接に臨み、ニートからの脱出を実現させてくださいね!

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