“したい仕事”がないフリーターが就職に向けて踏み出すためには?

2024/7/2 更新
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■目次
- 1.なぜ、したい仕事がないのか?
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・仕事を探す視点が狭い
・希望する条件が多すぎる
・失敗が怖い自分自身を正当化している
・就職のハードルを上げすぎている
- 2.フリーターが自分に合った仕事を見つける方法&コツ
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・ひとつの業界・職種にこだわらない
・希望条件に優先順位をつける
・「やりたい仕事」より「向いている仕事」を探す
・「やりたくない仕事」を明確にする
・身につけたいスキルを考える
・どんな働き方をしたいのか考える
- 3.フリーターの仕事探しに役立つ就活支援サービス
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・ハローワークを利用するメリット
・就職・転職エージェントを利用するメリット
- 4.就職を目指すフリーターのお仕事探しなら工場求人ナビへ!
なぜ、したい仕事がないのか?
そろそろフリーターをやめて就職した方がいいと思いつつも、「したい仕事(やりたい仕事)がない」と悩んで、就職活動に踏み出せない人も多いのではないでしょうか。なかには、したい仕事がないから、フリーターを続けている人もいるでしょう。
では、なぜフリーターが「したい仕事がない」と感じて、就職を諦めてしまうのでしょうか。その根本的な原因としては、主に以下のようなケースが挙げられます。
仕事を探す視点が狭い
就職サイトなどで求人を検索しても、仕事内容に興味が持てる求人がほとんどなく、「興味のある仕事が見つからない」と断念してしまうケースです。こうした場合、ひとつの業界や狙った職種にこだわりすぎて、仕事を探す視野が狭くなっていると考えられます。
希望する条件が多すぎる

仕事がラクで残業もナシ、給料は●●万円以上で福利厚生も充実……など、好条件が揃った求人ばかりを探しているケースです。希望条件を増やして理想を追い求めても、それを満たす求人が見つからず、結局「したい仕事がない」という結論に至ってしまうのです。
失敗が怖い自分自身を正当化している

就職活動や以前の仕事で失敗した経験があると、また失敗することを恐れて、就職に踏み出せなくなるケースもあります。そんなネガティブな気持ちを正当化しようとして、「今はしたい仕事がないだけ」と自分自身に“言い訳”してしまうのです。
就職のハードルを上げすぎている

特別なスキルや経験がないフリーターは、「どうせ就職できない」「自分にできる仕事なんてない」と思って、仕事探しを諦めてしまう人も多いようです。こうしたケースでは、未経験から始められる仕事があるにも関わらず、自分で就職のハードルを上げすぎていることが原因と考えられます。
フリーターが自分に合った仕事を見つける方法&コツ
では、したい仕事がないフリーターが、現状から一歩踏み出すにはどうすればいいのでしょうか。ここからは、フリーターが自分にマッチした仕事を見つける方法&コツを、先述した“理由・原因”の解決法とともに紹介します。
ひとつの業界・職種にこだわらない

就職サイトなどで仕事を検索する際、自分の適性もわからないまま「この業界・職種」と絞って探していると、仕事の選択肢だけでなく、自身の可能性も狭めてしまうことになります。特定の業界や職種の枠にとらわれず、関連する他分野の仕事まで調べたり、複数のサイトや求人誌からより多くの仕事情報を収集したりすることで、自分では気づかなかった適職が見つかるかもしれません。
希望条件に優先順位をつける

仕事内容や給料、勤務体系、福利厚生など、希望条件を100%満たす求人を見つけるのは、現実的にほぼ不可能といえるでしょう。よって、自分の希望条件に優先順位をつけ、「○○の条件は絶対に譲れない」「◎◎程度の条件なら妥協できる」「△△の条件はあまりこだわらない」など、優先したい条件を明確にすることで、仕事探しの方向性がつかみやすくなります。
「やりたい仕事」より「向いている仕事」を探す

「やりたいこと」より「向いていること」を軸にして、仕事を探していくのもひとつの方法です。じつは、向いている仕事の方が周囲から評価されやすく、それによって仕事に取り組む自身のモチベーションも維持しやすいからです。
自分に向いていることを知るには、まず、自分が得意なことや好きなこと、学生時代やアルバイト経験で得たことなどを書き出していきます。こうして、自己分析の手法で自身の強みやプラスとなる要素をリスト化し、それらが生かせるような仕事をピックアップしてみましょう。
「やりたくない仕事」を明確にする

仕事でやりたくないことを考え、消去法で選択肢を絞っていく方法もあります。こちらも、自分が不得意なことや苦手なこと、仕事で避けたいことなどを書き出していきます。たとえば、「人とあまり関わりたくない」「コミュニケーションが苦手」という人は、接客業や営業の仕事は外した方がいいと判断できます。また、「体を動かすのが苦手」「肉体労働はしたくない」と思うのであれば、体力が求められる現場系の仕事を外し、デスクワーク系の仕事から探していくといいでしょう。
身につけたいスキルを考える

業界や職種、会社から仕事を選ぶのが難しければ、仕事を通してどのようなスキルを身につけたいのか考えるのもひとつの方法です。とくに、自身の強みや興味を生かせるスキルを身につけられる業界・職種は、自分に向いている可能性があります。また、興味のある資格を取得して、仕事に生かせるスキルを習得しておけば、就職活動でもより有利になるでしょう。
どんな働き方をしたいのか考える

やりたい仕事がどうしても思いつかない人は、仕事内容ではなく「どんな働き方をしたいのか」を考えてみましょう。たとえば、「ワークライフバランスを重視したい」「しっかり稼ぎながらキャリアアップを目指したい」など、自分が希望する働き方を具体化することで、選ぶべき会社(求人)もわかってきます。自分に合った働き方ができれば、仕事に対するモチベーションも保ちやすくなり、働いているうちにその仕事が好きになる(したい仕事になる)可能性もあります。
フリーターの仕事探しに役立つ就活支援サービス
一人で仕事選びや就職活動を進めるのが不安な人は、ハローワークや民間の就職・転職エージェントを利用してみてはいかがでしょう。自分に合った仕事を探しながら、就職活動に関するさまざまなサポートを受けられますので、就活が初めてのフリーターや、仕事選びで悩んでいる人にもおすすめです。
ハローワークを利用するメリット

厚生労働省が運営するハローワーク(公共職業安定所)では、地元企業を中心とした全国の求人の中から、自分の希望や適性に合った仕事を無料で紹介してもらえます。面接指導や履歴書の添削、面接日程調整などのサポートも受けられるため、自分1人で就職活動を進めるより安心感もあるでしょう。また、ハローワークの求職者を対象にした職業訓練などの支援制度もあり、就職に必要な知識やスキルを身に付けられるのもメリットです。
就職・転職エージェントを利用するメリット

就職・転職エージェントは、求職活動全般をサポートしてくれる民間のサービスで、無料で申し込めるサービスも多くあります。エージェントに登録すれば、自分の希望・適性に合った仕事選びはもちろん、自己分析や面接対策、応募書類の添削・作成など、就職活動で必須となるさまざまなサポートを受けることができます。プロのアドバイザーに相談しながら就職活動を進められるので、ポイントをしっかり押さえて、就職の成功率を高められるのがメリットです。
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